家族へ贈りたいアナログゲーム〈8歳〜〉
さて、これまで「家族へ贈りたいアナログゲーム」シリーズを2歳〜からはじめましたが、今回は対象年齢が8歳のアナログゲームとなりました。
今回は「家族へ贈りたいアナログゲーム〈8歳〜〉」をご紹介したいと思います。
ラッシュアワー
ThinkFun(シンクファン)社は、世界中で数々の賞を受賞する教育ツールを開発するメーカーで、論理的思考力や問題解決力、数理的考察力など思考力を育むために最適なゲームを開発しています。
ラッシュアワーは、「駐車場は大混雑で動けない!赤いマイカーを脱出させるには、他の車をどう移動して駐車場を整理する?」を論理的思考で問題を解決する力を育む世界的人気の思考型パズルゲーム。
問題のカードは「BEGINNER(ビギナー)」「INTERMEDIATE(中級)」「ADVANCED(上級)」「EXPERT(エキスパート)」と4つの難易度のカードが各10枚づつの計40問。解答は10手以下で終わるものから50手以上かかるものも。
「学ぶことは、楽しくあるべき!」という信念のもと、学ぶ人のチャレンジ精神を刺激する難易度設定やレベルアップが、小さい子どもから大人まで誰もが楽しめるゲームになっています
フランス「ギガミック社」 同様に学校教育の教材としても採用されており、教育者を中心に世界中で絶大に支持されているブランドとして名高い。日本では、2016年夏にシンクファン社が本腰を入れての再上陸となり、今後「アメリカの脳トレ」としての認知拡大が期待されているゲームです。
ディクシット
ディクシットは、絵と物語りがゲームとなったコミュニケーションゲームで、
場に並べられた何枚かのカードの絵柄から、今回の語り部(かたりべ)役がお題として出したであろう1枚を、ヒントの〈印象ワード〉を元に推理し、みごと当てて得点するゲームです。
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、世界中に“コミュニケーション・ボードゲーム”のブームを巻き起こした『DiXit』待望の日本語版。
「DiXit」とは、ラテン語で「(彼が)言う」の意味で、フランスでは根拠なき主張を揶揄するときに使う言葉。
このゲームでは、各プレイヤーが6枚ずつの手札を持ち、1人ずつ交代で語り部を務めます。語り部は自分の手札1枚を選び、その絵柄から連想される言葉を言い、他のプレイヤーは自分の手札からその言葉にもっとも関係していると思うカード1枚を選びます。全員がカード1枚ずつを出したら、語り部がそれをシャッフルして並べます、語り部以外のプレイヤーは「語り部の選んだカード」と思ったカードに投票し、その投票結果によってポイントを獲得できます。全員当たり、または全員外れの場合、語り部はポイントをもらえないため、語り部はバレバレでも、的外れでもない、適度にあいまいな言葉を要求されることになります。
簡単なルールで、メルヘンチックなカードイラストと、かわいいウサギコマを使って老若男女で楽しく遊べる、コミュニケーションパーティゲーム。
コロレット
「コロレット」は、高得点を得るべく同じ色のカメレオンをたくさん集めるゲーム。選択肢はシンプルにもかかわらず、あれこれ考えるのが悩ましいゲームです。
箱の中身はカードのみ。7色のカメレオンのカードが9枚ずつ、何色にでもカウントできるジョーカーカメレオンが3枚。そのほか、無条件に2点となるカードが10枚です。これらのカードを、高得点になるように集めていくのがゲームの目的。
同じ色のカードでも持っている枚数によって、獲得できる点数が違っています。同じ色のカード多く集めるほど、点数の増え方が加速しているのが1つめのポイントです。
もう1つのポイントは、多く集めた色の上位3つはプラス点となり、それ以下の色についてはマイナス点になるということです。4色以上のカードを集めてしまうと減点されてしまいます。
カラフルなカードを並べたり集めたりして、見た目もきれい。でも、状況判断の考えどころはかなりあります。マイナスになるのを覚悟の上でカードを引き取るのが、勝利につながることも多々あります。同色を多く集めるほどに1枚の価値が上がるので、価値の変化を理解して選択するのもとても重要!
やることそのものはシンプルながらも、考える要素がいろいろあるのが楽しいゲームです。
Ubongo ウボンゴ スタンダード版
スワヒリ語で「脳」という意味を持つゲームで、脳トレの要素がある「パズルゲーム」に、みんなで楽しめる「ボードゲーム」が合わさった、パズルゲームの歴史を塗り変える画期的なパズルボードゲーム。
子どもから大人まで、家族でもわいわい楽しみながら脳トレができます。
海外では小中学校でも脳トレの教材として導入されているゲームです。
ピースタイルを使うゲームで誰でも簡単に遊べます。
最初にダイスを振って、パズルボードのどの問題を解くかを決めます。
そして、砂時計を逆さまにしてスタート。
全員同時に、パズルボードに指示されたピースタイルを取り、ボードに書かれている枠にピースがピッタリおさまるように配置するゲームです。
砂時計が落ちる前にできた人は「ウボンゴ」と言って、袋から宝石を取ります。
9ラウンドの後、最も価値ある宝石を集めた人が勝者です。
おばけキャッチ
おばけキャッチは「カードのイラストを見て、素早く正しいコマを掴みとる」早取り系ボードゲーム。
おばけキャッチに入っているものは「5種類のコマ」と「カード」です。コマの種類は「ネズミ・本・お化け・椅子・ビン」です。カードは全部で60枚入っています。
ゲームはとっても簡単。テーブルの中央に「5種類のコマ」と「裏向きの山札」を置きます。山札から1枚めくり、絵柄と同じコマを取ります。
しかし、カードの中には「正しい色で写っているモノがあるカード」と、「 正しい色で写っているモノがないカード」が存在しますが、それぞれでコマの取り方が変わってくるところがこのゲームの難しいところ。
1.「正しい色で写っているモノがあるカード」の場合
例えば、上記のカードの絵柄では、「赤い本の上に緑の瓶が乗っている」カードがあります。しかしコマを見ると緑の瓶のコマはありますが、赤い本のコマはなく青い本のコマしかありませんね。この場合は緑の瓶のコマを取るのが正解。絵柄には存在しない青い本のコマを取ってしまうと失敗となります。
2.「 正しい色で写っているモノがないカード」の場合
上記のカードの絵柄で、「白い瓶を持つ白いネズミ」のカードがあります。
しかし、コマを見てみると白い瓶も、白いネズミもいませんね。カードの写っているものが両方ともコマと違う場合、この場合は「色も種類も写っていないコマ」が正解となるので、「赤いソファー」か「青い本」のコマを取るのが正解。
なぜなら、「白・ネズミ・瓶」は絵柄の中にいるので、コマの中にある「おばけ(白)、瓶(種類)、ネズミ(種類)」のコマを選ぶことができないルールとなっています。早撮りなので、先に正しいコマを選べた人が絵柄カードをゲットすることができ、山札がなくなったときにカードをたくさん持っている人が勝ちです。簡単そうに見えて、瞬時にカードを理解してコマを選び取る力が必要です!
最後に
今回は「家族へ贈りたいアナログゲーム〈8歳〜〉」をご紹介しました。
8歳というと小学3年生でしょうか。姪っ子が小学3年生になので、夏休み用にプレゼントしようかなと考えています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。